女性の「ノー」は「イェス」のこと?

こうした考え方は、世間一般にかなり広まっている。

「女性はセックスしたがっていることを自分から認めたがらない。

だから気取り屋の彼女たちは、無関心を装うのだ。

そうすることによって男性の性欲を頂点にまで高め、その後にはじめて喜んで肌を許すのだ」という考え方だ。

この考え方は、まったくの間違いです。

昔は確かに、女性の肉体の悦びを感じたり、性欲を打ち明けたりすることは本当にぶしつけとされていました。

ですから昔の男性は女性に向かって、セックスしてくれるようにしつこくせがんだり、女性の拒否演技を打開する必要があったのかもしれません。

しかし今は事情が違います。

現代の女性は、自分に性欲があることを認めますし、「ノー」ということも当然の権利と思っています。

ですから、女性がもしノーといった場合には、それは文字どおりノーということもあるのです。

男性の中にまだ、「女性はセックスの対象だ。男性はいつでも女性を思いのままにできる」と感じる人がいるのは、俗悪な内容の映画やポルノ映画のせいかもしれません。

また小説の中にも、こうした古臭い考え方が今も残っています。

ドイツの世論調査研究所Inraが実施した調査によると、「いつセックスするかを決めるのは男性だけだ。そしてもし男性が求めたら女性は即座にしたがうべきだ」という考えを侮辱だと感じている女性は9割以上にのぼっています。

しかし実は女性のなかにもこうした考え方をしている人がいて、セックスでもほとんど主導権を握らず、基本的には相手の男性にすべてを任せるといっているのです。

ただし、「もしパートナーの男性からセックスに誘われたら、その気がなくても素直にしたがいますか?」という問いに対して、8割以上の女性はともかくもノーと応えています。

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